昔の話

黒チョコボー

チョコボ




とうとうチョコボが成鳥に!!


















やったー!!










見事な黒チョコボですw
ここぞとばかりに、チョコボと遠出の散歩に出かけると…












アダマン鉱拾ってきたーΨ(`∇´)Ψ






流石マイチョコボ!!
この前まで石つぶてとかがらとか拾ってきていた子だったのに…(´д`)
成長したものです…







早速、チョコボレースにも参加w
一回目のレースに何とか勝てたものの、、、二回目が勝てず


もうちょっとチョコボを育ててからチャレンジです(´・ω・`)








チョコボの宝探しも初チャレンジ!





失敗…(´_ゝ`)
初めてだったので、場所が解らずつきとめた時にはチョコボが疲れていて失敗〜
明日もやってみよう('∇')






ヴァナ・ディール・ストーリー


去年 思いつきでLSのHPに適当に書いたFF11の小説(?)







もったいないので 掲載(´_ゝ`)






ちなみに LSのHPに書いた時、登場人物はLSメンの名前になっていましたが
流石にちょっと変えていますw
好評なら続きを書いてもいいかな…



恥ずかしいのでたたみます(*'-')
毎日少しずつ公開していく予定デス






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話が読みたい方は↓の続きを読むから(*'-')




1.出会い




物語は、1人の冒険者バストゥークに降り立った事から始まる。




「ふう、いい風が吹くわね」



ニアはチョコボから降り、そうつぶやいた。
ヒュームの彼女は 母親ゆずりの茶色の髪を肩まで伸ばしている。




ここはバストゥークの商業区。
慌ただしく人々が行き来する中で、子供達のはしゃぐ声や吟遊詩人の歌が聞こえる。



ニアの故郷のウィンダスでは、時間はゆっくり流れている。
それに比べてバスの喧騒はニアを驚かせた…しかし、
流れる風はウィンのものとさほど変わらない。



優しく包んでくれるような風に髪をなびかせながら、ニアは目的地へと歩き出した。






「わ!」



「おっと!」


目の前にヒュームの青年が勢い込んでかけてきた。
とっさに避けようとしたニアだが、慣れない石畳に足をもつれさせてしまった。





「危ない!」
青年は手に持っていた物を放り出し、ニアを間一髪で抱きとめた。



「…!」


「…ふう…良かった無事で…ごめんよぉ〜急いでたんだ」


「あ、ありがとう…」


「いやーここの石畳で頭打つと結構痛いんだよね〜」



セレはひょうきんな顔をして笑う青年を見て、ふと周りを見た…




「何…これ?」
「これは、ワイルドオニオン」


玉ねぎを多量に持ち、
何を急いでいたんだろうといぶかしげに思うニアをよそに、
青年は玉ねぎを拾いはじめた。

つられてニアも玉ねぎを拾う。


そこへ


「おいおいー何してんだー」
と大声を出しながら近づいてくる人影があった。


近づいてくる人影にニアは目を疑った。





ヒゲを蓄えたヒュームの彼は、
あろう事か上半身下着でサブリガを着用していたのだ!



「クロウ〜早くしろー」


「あいよー」



ウィンではサブリガを着用する者は少なく、
あろうことか昼間のこんな時間にサブリガ一丁で行動する人物なぞいない…
バスって凄い所なんだなぁ…(;´ρ`)と思いながら、ニアは拾った玉ねぎを渡した。




「ありがちょー またどこかで出会ったらよろしくー」
「クロウー時間やばいぞ」
「あ!いけねえ!」



大急ぎで去っていく二人を見送りながら、ニアは再び目的地へと歩き始めた。





「まずは、ウィンダスの領事館だな」







2.パーティ




「こんにちは」




ニアは領事館に着き、ようやく一心地ついた。


ウィンの領事館らしく、タルタル風の物が並んでいる。
タルタル屏風、タルタルデスク、タルタルスツール…
ウィンの物はタルタルのサイズに合わせるように、小さく作られている。
領事との待合にそれらに懐かしさを感じながら、目で追っていると
タルタルスツールには、小さなタルタルが腰掛けていた。





しかし、どうやら様子がおかしい。
タルタルは大きな瞳に涙を浮かべている。



「どうしたの?」


思わずニアはタルタルに尋ねた。



「ミッションが…1人では進められなくて…」



青い髪を束ねたタルタルは寂しそうに続ける…

「ぼく、ウィンダス出身でここまで1人で来たんです 
で、ミッションは受けられたんですけど…
知り合いもいないし、ここで同じ目的の人が来ないかと…」


タルタルは、ため息をついた。
「でも、なかなか同じ目的の人がいなくて…」



ニアは目を輝かせた。
「私も同じ目的よ!ミッションを受けに来たの!」


「ええ?お姉さんは、ウィンダス出身なんですか?」
「そうよ。こう見えてもウィンダス生まれのウィンダス育ちよ」
ウィン式の敬礼をしてみせるニア。




タルタルもパっと笑顔を見せた。
「それなら、一緒にミッションお願いします!是非!」


「私は、ニアリス ニアって呼ばれているわ。貴方は?」
「ぼくは リンっていいます!白魔道士です」



2人は意気投合し、パーティを組んだ。目指すはバルブロ鉱山だ。



「ニアさんは、赤魔道士なんですね」
「そう、メインで何のジョブをしようか迷っている所なの」
「そうですね〜悩みますね 
 ぼくはタルタルなのを活かして白魔道士と黒魔道士を上げているんです」




ウィンで過ごした時間の長いニアは、やはりタルタルをいると落ち着くなと思う。
こう、足元にまとわりつくというか、コロコロしてて可愛いというか…





「萌えよね」





「え?何ですか??」


「あっはっは 何でも無い何でも無いw」
自らの考えが危ないなと思いつつ、ニアはリンに微笑みかけた。






「さあ、バルブロ鉱山に着いたわね」







3.暗闇




鉱山の中に入ると、ひんやり冷たい空気が肌にふれる。



「奥に進むわよ」


ニアは、少しおびえているリンを促しながら奥へと進んだ。




ここでのミッションは、鉱山の最深部を調べてくるというものだ。
ちゃんとつるはしも持参した。
少し掘ってみる必要もあるだろう。




それにしても、クゥダフというのは不気味な姿をしている。
ウィンでもヤグードという獣人がいるが、
ヤグードはあれでもなかなか綺麗好きであり、光る物も好きで
よく首飾りなどを身に着けている。



それに比べ、クゥダフは背中に甲羅を背負い外見もあまりパッとしない。
そして、やや湿った環境を好むようだ。
鉱山の湿った環境に、所々キノコが生えている。




「なんだか不気味な所ですね」


リンが不安そうにつぶやく。
幸い2人のレベルではこの辺のクゥダフに襲われないようだ。
だが、じろじろと2人を観察するクゥダフの視線は
2人をあたかも狙っているように感じる。







カ、ツーン
カ、ツーン






「あら…つるはしの音が聞こえるわね」
「同じ目的の人が来てるのでしょうか?」
「行ってみましょう」




音をたよりに先に進むと、小さなあかりのもとで
誰かが壁を掘っている。



「ふぅ…ダメか…なかなか出ないなぁ…」




つぶやきながら掘っているその姿は、ニアの見覚えがあるものだった。





ニアがその背中に声をかけようとすると

逆に後ろから声をかけられた。





「あれ、お嬢さんさっきの…」




振り返ったニアとリンの目の前に







ヒゲ男のサブリガが…









「ぎゃーー!!」
「きゃーー!!」







2人の悲鳴が鉱山を轟かせた。










「いけねえ!」






〜つづく