グリーンジャンボ宝箱

箱の中身は!?

土曜日




ウルガランENM
ガラティーア…プチ当たりってとこですかな







・アットワENM
残念です








チョコボの穴掘りに初めて成功!!





やったー!!






箱の中身は…








羅紗とブルーピース('∇')







今度は、もっといい物がほれるといいな!










夜は、LSの皆で
ラクラが出る「南海の魔神」へ行ってきました!










当たったらウハウハ(*´Д`*)








まあ、でもこのBC 当たりがクラクラで後は粗品なので
果てしない倍率の宝くじみたいなものですネ(´з`)y-〜





タコにグラ入れて精霊入れまくって、4分くらいで撃破できます
★は、過去の教訓から黒/白で…
サポ赤だとストンスキン無くて死に掛けるのヨ…(;´ρ`)
他メンバは赤/黒で









もちろんクラクラ出ず┐(´ー`)┌








鬼さん達も来てたけど、誰か出たのかな〜?
また暇と印章があったら行きたいデスね('∇')




ヴァナ・ディール・ストーリー


第7話〜第9話です





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話が読みたい方は、↓の続きを読むから!










7.サンドリア



仲間が5人に増えたこともあり、サンドへの道のりは順調に進んだ。
最初はかしこまっていたビビも進むにつれてパーティになじんでいる。



ラテーヌ高原を抜け、ロンフォールの森を抜けて…
ようやくサンドリアに到着した。





付近を深い森に囲まれ、堅牢な城壁に囲まれたサンドリア
石畳の古い町並みに、深紅の国旗がまぶしい。






「わぁーサンドリアについたー!」
リンが嬉しそうな声をあげる。
「やったね」
ビビも笑顔をみせる。

「なあ、ビビさん」
喜んでいるビビにアルフレドが気まずそうに声をかけた。



「あの…出会った時は、すまなかったな…」
「気にしてません。何も言わずにつけていた わたしも悪かったのですから」
「つい余計な事を言ってしまってな…」
「全然。だってわたしがみんなの仲間になれたのは、
アルさんのおかげなんですよ?」
「え?」
にっこりとビビが微笑む。


「あの時、アルさんがわたしを驚かせてなかったら 
仲間になって下さいなんて言えなかったのですもの 
言うきっかけを作ってくれたアルさんに感謝です」



微笑んでいるビビのしっぽも揺れる。



「…ビビさん…」
「さ、アルさんサンド出身なんでしょ?案内してくださいね」


その光景をクロウとニアは、微笑ましく見守っていた。
「いい子だね ビビさん」
「そうね」
「…やっぱりミスラは いいよなぁ〜しっぽとか、耳とか…」
心なしか、クロウの鼻の下が伸びている…。
「……」
「いや!別にミスラに萌えとかエロい事を考えてるわけじゃないから!!」
「……」



ニアはクロウを軽蔑のまなざしで見つめた。
クロウは必死に弁解したが、逆効果の様だった…。





「ねえねえ 先に領事館に行ってミッションを受けて来ようよ」
周りを探索していたリンが戻ってきていた。
それもそうだという事で、一行は領事館へ向かう。



「ふむふむ…次のミッションはサンドのお城で受けるんだね」
「お城!!ちょっと楽しみ〜」
ビビとリンがはしゃいでいる。






「ドラギーユ城へ行こう」




8.城




建国から500年以上も時を紡いでいるサンドリア王国。
誇り高きエルヴァーンの国である。




かつて、クォン大陸をも掌握しつつあったサンドリア王国だが
高度な技術力を持ったバストゥーク・ジュノの台頭により
ゆるやかな衰退の一途を遂げている。




己の剣で運命を切り開いていた英雄達の姿は もう既になく
今では、黄昏の騎士王国とささやく者もいるという…。






「あ、そうだ 折角サンドに帰ったから、ちょっと家に荷物整理してくるよ〜」
「そうだな。私も一旦戻らせてくれ」
「サンドのお城をじっくり見学してきてー」
クロウとアルフレドが抜け、3人でドラギーユ城へ向かう。




「わぁ〜」




城の中は、清浄な空気が漂っている。
建物自体は老朽化しているものの、荘厳な造りで過去の繁栄を偲ばせた。



「綺麗〜」
「この中に王女様や王子様がいるんだねー」
リンとビビは興奮しているのか頬を紅潮させている。
かくいうニアも胸の高鳴りを感じた。




「お前達がウィンダス冒険者か?」
声をかけられ振り返ると
壮年のエルヴァーンが腕を組んで階段の傍らに佇んでいた。


どうやら彼が領事館の言っていた宰相の様だ。
「は はい!」




宰相は、
オークの不穏な動きとゲルスバ野営陣に向かい調査を行うというミッションを
ニアらに説明する。
ミッションを受けた三人に、それまで表情を崩さなかった宰相がわずかに微笑む。






「この機会に、ドラギーユ城や街を見学していきたまえ
我らエルヴァーンの守るこの美しいサンドリアをな」







「お城綺麗だったね」
ビビがしっぽを振りながら、後にしたドラギーユ城を振り返る。
「エルヴァーンもカッコイイなぁ…背が高くって…」
リンがそうつぶやくと、ビビとニアは思わず吹き出した。



「ひどいなあ!ぼくはこれでもタルタルでは背が高い方なんですよ!」
「ふふ…それでもエルヴァーンと比べてはダメよ」
「あはははっ」




と、話に夢中になっていたリンが誰かにぶつかった。





「あ!ごめんなさい!」








9.噂




「いえいえ、私も少々ぼんやりしていたものですから」
背の高いエルヴァーンの青年がにっこりと微笑む。
その姿に一瞬見蕩れたリンだが、もう一度頭を下げた。
「ごめんなさい!」




「そんなにあやまって頂かなくても結構ですよ」



青年がひざまずいて、リンを見つめた。



「君は顔をあげていた方が良いです 可愛い顔を私は見ていたい」
「…!」


「では、また出会う時まで ごきげんよう
立ち上がった青年は、微笑んだまま颯爽と去っていく。
夕焼けの様な緋い髪をなびかせて。




「きゃーちょっとかっこよかったですね!」
青年の後姿が見えなくなるとビビが声をあげた。
「そうかしら…少しキザすぎの様な…」
「エルヴァーンって皆あんな感じなんですかね?」
「それよりもリンくん、大丈夫?」

リンはまだぼんやりと青年の去っていた方向を見つめていたが
我に返って答えた。
「だ だいじょうぶです」




「今のエルヴァーン…リンくんを女の子だと思ったんじゃないかしら」
「なるほど、凄い殺し文句でしたもんね」
「タルタルってローブ着てると男女の区別つかないから…」
ニアとビビが話しているのをよそに、リンはまだぼーっとしている。



「リンさん…大丈夫?」
心配したビビがリンをつつく。
「…はい…やっぱり、エルヴァーンはかっこいいなあと思って…」
ため息をついたリンに2人は顔を見合わせた。



「これは…心を盗まれてしまった様ね」
ポツリとニアがつぶやく。
「な 何ですか?それ?」
「噂で聞いた事があるわ…」




「おーい」
声がして振り返ると、クロウが手を振っていた。
「あんまり遅いんで心配しちゃったよ〜」




近づいてくるクロウに、突然 リンが杖を振り上げた。








「リンくん!」









〜つづく